小川氏
音流さんの持論のニューハーフ2.0について、ちょっと話してください。
如月氏
1.0は、カルーセル麻紀さんみたいな一人が突出して頑張って、売上を上げる状態ですね。ところがいまはニューハーフ全体にブランドがついてきて、センスがいいとか美容にくわしいとか。コスメのプロデュースなどの情報発信をするような役割をニューハーフ全体が与えられて、売上の積み重ねがロングテールみたいになってるんですね。それをニューハーフ2.0と呼んだりしてますね。ところが、最近は“おねえ”という呼び方に、ニューハーフやおかまなんかが、全部くくられてきてしまって。おねえ2.0のほうがキャッチーかもしれないです。
いえ、アルファスタイルという会社をまず作りました。そうこうしているうちに、なぜかおかまになってしまい。金もあり、美容整形の先生にも出会い、俺を女にしてくれと頼んで、全取っ替えしちゃいましたね。で、男の子から女の子になったわけですけど、社長がいきなり女になったって話はなんか暗いじゃないですか。そんなカミングアウト物語はいやだな、と。
だったら、社長がニューハーフになったというよりは、ニューハーフが社長になったというほうがキャッチーだよねと。それじゃあ、ということで新たに会社を作ったんです、それがニューゲージで。そして、ニューハーフを集めて、とにかく社員全員でニューハーフオンリーのIT会社ですよ、とブログを書きまくったら認知度があがって。だんだん取材を受けるようになったわけですよ、ニューハーフがIT、ということで話題にしやすかったんでしょうね。そんな感じで組織が出来上がりました。